【株式投資】熟練投資家のスペースに学ぶ【億トレ、中長期投資】後編

備忘録

こんにちは!

資産形成は地道に、長く、コツコツ

れきです!

前回に続き、熟練投資家の集い、スペースの感想になります。

前回はこちら

以下、ご意見、自分の所見を。。

今回もまとまりがない感じになりそうですが、リライトも検討します。(流行語)

では後編の備忘録まいります。

SNSはどう活用するか

SNSは情報収集に使ったとしても、それを極端に自分の投資スタイルに入れようとするのはNG。誰かを真似しようと、自分の今までの手法を強引に変えても失敗する。当然、銘柄の妄信もNG。エンタメ要素で楽しむくらいのほうが付き合い易い。

これは私も同意見です。

とにかく色んな情報が飛び交うSNS。

発信者の信頼度も自分で目利きする必要があります。

加えて、ようやく信用できる発信者を見つけても、”参考”に留めても”真似”することはない。

これは前編でも触れましたが、各個人でリスク許容度が異なるので、当然です。

確かにエンタメ感覚で付き合うのでも良いかもしれません。

結局、”長期”投資が勝つのか

今まで資産を増やしてきた投資家も

短期でガチャガチャとした結果、資産をすり減らし苦い思いをした経験も。

なので振り返ってみると、短期に比べ

長期で保有している方が、結果的に資産を増やせた、との意見がありました。

私が気になったポイントは以下の通り

  1. 急落相場でも長期保有のバリュー銘柄はそれほど値下がりのダメージを受けていない。(下落を直撃したのは新興がメインか)
  2. 購入時期について、リスクオフムードの安値に数回に分けて仕込むと将来の急落に耐えやすい。(5%下げライン、10%下げライン等)
  3. レバレッジの長期はNG。急落時に保有の継続不能となるため全力買いは危険。

どれも納得です。

1.について

高配当PFの研究を始め、特に感じております。

全体の相場が冷え込んだ時も、バリュー銘柄はマザーズ銘柄より下げが緩やかな印象。

2.について

配当銘柄の分析を始めてから

購入時期の割安感は以前より意識するようになりました。

市場のリスクオフの雰囲気への着目は

長期投資に限った話でもないですが、今後も市場全体の波にはアンテナをはっておきたいですね!

3.について

コロナショックの暴落時に投資を始めた初心者が、なぜ損失を抱えているのか。

これには、無理なレバレッジ投資により、売却時期を選べず狼狽売りし、資産を激減させている問題が挙げられました。

急落時も現物で持ち続ければ、リバの利益は享受できるはずなんですよね!

さらに長期投資のように時間軸が長くなるほど、予想外なイベントはたくさん起こります。

それにレバを投じるのは、さらにリスク大…。私も長期の信用取引は控えようと思います。

自分の余力を把握しておくこと大事です。

億までの資産形成の道のり

これは誰もが気になる”億”までの道のりです。

  1. とにかく投資スタートが早かった(高校生で証券口座開設)
  2. 購入タイミングはかなり意識(急落で仕込んでからのアベノミクス)
  3. 自分がどれくらい投資に時間を割けるかを把握(決算分析、専業が可能か)
  4. 収入アップにより入金力を増強させ投資効率を上げる

1.について

若いスタートだと

  • 長期的視野での運用が可能(複利も効く)
  • 手法の見直し、立て直しが利きやすい

この点も納得です。最初は不安で、投資を始めるのも億劫になりがちですが

始めから誰しも上手くいくわけない!小さな失敗をしてから、自分に合うものを見つければ良いと思います。

2.について

アベノミクスの波に乗れたのは要素もあるかと。

ただ購入タイミングは配当銘柄の買付に特に重要な要素!

継続して意識していきたいですね!

3.について

前編の話とも重複しますが

今の自分のライフスタイルに合った投資はとても大事。どうせなら楽しく学びながら資産形成したいです。(※損失も一種の学び)

なので

例)

ファンダ分析も好きだし、可能な限り時間も割きたい → 専業投資家

細かな銘柄分析もできないし、買うタイミングも分からない → 兼業でインデックス投資家、配当・優待投資

のように自分の心地の良い投資への時間の使い方を見つけたいですね!

ただ、どちらの場合もレベル感は違えど

投資に関する勉強が好き!な人が継続し、結果的に勝ちやすい印象は受けました。

4.について

給料アップにより入金力の底上げ

同じ利回りが出せても、投資元金が少ないと思うように資産は増えません…。

勉強も大事だけど、資金力のない時期は、まず収入アップを狙った方が、結果的に投資の力が加速することも。

以上4点は、特にこれから投資をスタートしようとしている人には響く内容に思います。

長期投資家が勝ち続けているか

これについては、「そうでもない。」との意見。むしろ、右上がりの相場が断たれれつつある今

投資手法を臨機応変にうまく変化し続けられる人が資産の維持ができている。

確かに仰る通りです。

彼らいわく

どの局面でも”勝ち”にこだわり、情勢に合わせて投資スタイルを柔軟に変化できる人は短期間で資産を増やす。(急落時に”売り”を入れる、グロース停滞局面にバリューに移行する等)

長期投資家はむしろ、”負けない”ことにこだわる投資法です。

なので、現物でいずれ回復する銘柄であれば、インカムを享受し続け、銘柄を簡単に手放したりしない。

ここで注意点

※分析が十分にできていないと値下がり時に保有継続の確信が持てない

ということです。大きな相場下落時は人間だれしも不安になるもの…

それが『許容できる下落なのか、手放すべき下落なのか』

これを判断するには自分の当初のビジョンが必須。

もちろん、ビジョンが変われば追加投資は避けるべきだし、場合によっては損切も必要

企業分析は勉強、経験の積み重ねですが、継続して目利き力を養っていきたいです。

今の長期スタイルに行き着いたきっかけ

彼らはどう長期投資に行き着いたのでしょうか。

  1. 短期トレードを試して失敗しながら行き着いた
  2. 日本株特有の強みに着目しそのまま長期投資へ(優待考慮後利回りなど)
  3. 集中投資での痛手から現在の形に

の意見が。

1.について

短期はとにかく稼げなかった、よって長期へ、とのシンプルな回答。自身の向き不向きに気づくのも経験してこそ、なんですね。

2.について

優待考慮後利回りの一例

  • 1,000株保有者より、100株保有者の方が優待券の考慮後の実利回りが良いケースも多い。これを活用し最低単元で優待銘柄を分散すれば、生活水準を効率よく高めながら投資に参入も可能。

特に資金規模の小さい時期は、これにより、生活水準を満足させながら、投資経験を積むことができそうです。

結果的に知識を蓄積させつつ、比較的、堅実に長期投資に到達することが可能。

3.について

当時の集中投資銘柄で、不正会計をくらい痛手を負った。以降、優待と利回りに着目し始める。それから淡々と高配当銘柄を購入し始め、今のスタイルが徐々にスタート!その後、アベノミクスの恩恵により、2倍株がいくつか誕生。それらを半分利食いし、別の銘柄100~に分散した結果、テンバガーを20社以上経験できるほどに値上がりを享受。

アベノミクスは時代の恩恵とも言えますが、注目すべきはその握力

これについて

よく書籍の取材で「なぜそんなに握力がもつのか?」と聞かれるが、自分の認識は「キャピタルを追ってないから!」インカムを享受できれば、値上がり益は関係ない、放置。なので矛盾するようだが「キャピタルを追わない事で、結果キャピタルも得られくらいのテンバガーをいくつも経験。自分の場合はキャピタルを追ってたら、握力はもたず、テンバガーの達成もあり得ないだろう。」

とのこと。基本売却しない!を掲げた私もこの考えは大いに見習いたいです。

その他の話題、メモ

海外展開を手掛けている国内企業は、比較的、株価も堅調な印象。日本は良質な商品も安売りしがち。一方で海外に向けて上手くブランドを定着させて、無理な安売りでなく、適正価格でビジネスが成功している会社は良い投資対象になり得る。これは個人投資家がインフレ対策の資産として、保有するには注目すべき着眼点だと思う。
資金力がないうちはどう増やすか、は初心者の悩みなのは非常に理解できる。しかし、小口資金から莫大に増やせる方は稀。可能性はゼロではないが、再現性が高いのは働いて資金を貯めつつ、投資を色々と経験していくこと。
とにかく若いうちに投資を経験してみることも有利値動きへの慣れは本当に個人差がある。少額でも投資を経験・勉強すると、為替やインフレを考慮後の円預金は価値が変動している資産であることに気づく!そうすると、ただ単に”株の含み損は嫌”といった感覚もなくなる。
長期以外でデイやスイングも少額で色々経験してみると、視野が広がる。それぞれエントリーのポイントも違う。決して”デイトレやった銘柄が結果日にちを跨いだからスイングになる”なんて単純なものではない。勉強して最低単元でも勝てるようになると、コツコツ楽しめるようになる。それを許容できる範囲で学びつつ、長期の資金を貯めるのもアリだと思う。
知り合いの経営者との交流で入手できる情報も大事。企業のコーポレートファイナンスや旬な情報が聞ける。知見が広がる。

まとめ・感想

なかなかボリュームのある内容のスペースでした。私の現在の知識では消化不良なところもまだあるかと思います。

ただ、全体を通して、自分の投資方針を後押ししてくれる、面白いイベントでした!

当日も触れられていましたが

”短期で億を形成!”と真逆の長期投資家

ある意味、日陰。地味なコツコツ積み重ねタイプの投資スタイルなんですね。

でも私も彼ら同じく『その地道な積み重ねこそ、投資の在り方だ』と思います。

普段、同じ相場環境に向き合っている投資家がTwitterで意見を交換できるのは面白いですね。

最後は当日のとあるスピーカーの方の名言で締めさせていただきます。

”死んでも売らない。”

これぞ長期投資!!!

私も変わらず、長い目線で相場と楽しく向き合っていきたいと思います。

ではでは☆

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