こんばんは!
空気は読む?けど相場は読めぬ…
れき です。
やや長めの雑記&備忘録です。
日経平均反発しましたね。
とはいえ、15時過ぎると先物は落ち始め、
夜間は米国も何とも微妙なスタート…
長く続いてきた金融緩和の終了に合わせて、余計に読みにくい相場になっていくかもしれませんね。
そんな中、以前より段階的な売却を検討していた投資信託…
一括で売却を行いました。
投信売却の葛藤(メリット・デメリット、踏み切るまで)
FIREに向けて基本的に長期投資で複利を得ていく方針…、そんな中、4百万程度のリスク資産を一括売却したまでを自分用に書いておきます。
- 売却のメリット
- a.信託報酬(手数料)の削減
- a.中途償還リスク回避
- a.NISAのマイナス要素享受の可能性がなくなる
- a.リバランスの幅が広がる
- a.待機資金の確保
- a.『いつ売ろうか』…の判断回数を他に充当できる
1.a.と2.a.については以前より強く考えていたところです。今回の売却群は手数料が割高、かつ純資産も微妙な位置づけな商品…。今回でなくても数年以内に売却の方針でした。
3.a.について。NISA枠で買っていた投信ではあったのですが、
もし時価で元金より減った状態でNISA期限を迎えた場合
→当初からの値下がり損失部分も含み益扱いで課税
となるケースもあります。今後の相場展開はいっそう読みにくく、もし急落が来ると、果たしてNISAの期限以内に回復があり得るか…。この点を考慮いたしました。
4.a.と5.a.について。ここ最近、自分なりのPFに仕上げるため、日本の高配当株を仕込んでいました。
これにより、現預金が減っています。今回の投信解約により、4百万円程度、資金が確保でき、リバランスの幅が広がると思っています。
6.a.について。お読み頂いた通り、いくつかの可能性の末の結論なので、私の平凡な頭では、考えることにも結構エネルギーを使いました。
この判断回数を今後、他の事に生かすことができるのも大きいです。
- 売却のデメリット
- b.相場回復時に資産形成の機会損失となる
- b.複利効果が途切れる
- b.NISA枠が消失する
- b.分散効果が薄れる
- b.直近の最高値まで待ちたい葛藤
1.b.と2.b.について。機会損失、複利については悩みました。
しかし、ここ最近、現金から日本株を中心にリスク資産を買い付けています。
投資リターンの変化がどう出るかは後にならないと分かりませんが、
少なくとも『無リスク資産に移したせいで利回りが…』なんて事に頭を抱えるのはおかしい!と結論付けました。結果的にリスク資産比率はそんなに下がってないはず…
仮に右上がりの相場で、売却して別の運用先に移すとき、課税分は運用効果が落ちてしまうわけですが、今回はNISA枠なので非課税。この点で悩むより、他に目を移すべき!と考えました。
3.bについては、3.aの裏表になるかと。あくまで運用の行く末がどうなるか…を考えた時に”NISA枠の年数がまだあるのに…”は最優先ではなく、もっと後。
金融緩和の終了、利上げ、と経済のビッグイベントを控えていっそう読めない相場環境が続くため、”売却>NISA枠”となりました。
4.b.について。売却資産の中でも4カ国の分散効果はありました。一時的に効果が薄れても今後のリバランスでそれは調整可能かと判断しました。
5.b.について。これは悩みのタネでしたね…。というのも、売却資産は直近の最高値より▲50万円程度。
この数字が頭をよぎると
『まだ戻るのでは??今売るともったいない』精神が働き始めます。ただこれには根拠は全くない…
最高値ではないものの、十分プラスは出る見通しです…。まさに『頭と尻尾はくれてやれ』とはこの事か‥と思いました。
これより優先されるべき、考慮すべきリスクは他の事項にあるとの結論です。この葛藤は今後もあり得ると思うので、良い勉強にはなりました。
総括
たかが商品売り切るのに結構悩みましたね〜。『売りは買いより難しい』をまさに体感している感じ…。ただいずれ処分するものが今回売れたので、多少はPFもスッキリするし、脳も他の運用判断に充当できそうです。
長くなりましたが、この辺で!ではでは〜。
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